俺の良さは俺が一番知ってるし、俺の悪さは俺が一番知ってる。
でも、他人が知ってる俺の良さは、俺が思うよりも俺を知ってる。
距離が近ければ近いほど、深く中を知っているだろうし、遠ければ遠いほど、表面を知っているだろう。
で、俺は一体何をどれほど知っているんだろう。
見えない世界も、見えるように、見えない世界を泳いでる。
何よりも、俺が何を、どこで、いつ、誰と、どのように過ごしてきたか。
そして今何をしているのか。
何を感じ、何を考え、何を目指し、何を求めているのか。
瞑の奥に眩い世界が見える。
自由だ。